雪の雑学5選 │ 雪の降る速さはどれくらい?
冬になるとよく見かけるようになる雪ですが、今回はそんな雪に関する雑学を紹介してみたいと思います。
①雪の降る速さ
雪が空から降ってくる速度は秒速30センチから1.5メートルほどです。大きな雪のかけらはパラシュートのような役目果たすので速度が遅くなりますが、直径5mm未満の氷粒である霰は速く降ってきます。
②雪と音の関係
降ったばかりの新鮮な雪は音を吸収するため、周囲が静まり返ったようになります。しかし、雪が溶けて凍った後には、逆に音を反射する様になり、今度はよく聞こえるようになります。
③雪の断熱効果
空気を多く含む雪には断熱効果があるので、自然の断熱材とも言えます。その断熱効果を利用して、雪の中に穴を掘ってその中で冬眠する動物もいます。雪国に伝わる雪室は、雪の断熱効果を使った自然の冷蔵庫です。
④雪で遊ぶ動物たち
ニホンザルは雪玉を作って遊ぶことがあります。複数の子ザルが雪玉を取り合ったりして遊ぶ姿が目撃されることもあります。また、サル以外にも多くの動物で雪の中で遊ぶような行動が確認されています。
⑤サハラ砂漠で雪が観測された
サハラ砂漠と言えば乾燥して暑い場所であることで有名ですが、2016年12月に36年ぶりの降雪が観測されました。サハラ砂漠で雪が観測されたのは過去40年間で3回しかありません。